このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

FD支援部会

概要

 本部会は、教育内容・授業内容の改善を推進するとともに、教育効果に関わる全学的な企画を検討することを目的として設置されています。

2023年度 FD支援部会活動報告

 今年度の本部会は、前年度に引き続き、新規の取り組みや大きな見直しが必要となる事項について、深い議論を行う場として開催しました。

 まず、昨今の高等教育の動向について、改めて、中央教育審議会の「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」や「教学マネジメント指針」により理解を深め、第4期の機関別認証評価も視野に入れた、本学の取り組むべき課題について、部会委員の間で共通認識を持ちました。

 「学生による授業評価アンケート(以下、授業評価アンケート)」については、前年度の本部会において、授業評価アンケートの調査項目の変更を審議しましたが、回答者個人が特定される可能性がある点、回答率を上げる方法、結果の組織的な活用、大学院科目での実施といった課題について、具体的な対応方針が決まっていないため、引き続き議論を行いました。回答者個人が特定される可能性がある点と、大学院科目での実施については、本部会としての方向性を定めましたが、回答率を上げる方法と結果の組織的な活用については、引き続き議論を進めています。また、2024年度より新たな学年暦が導入されることをふまえ、実施要領や調査項目についても見直しを行いました。

 前年度の本部会において、カリキュラムマップの共通フォーマットや作成方法については整備をしましたが、カリキュラムツリーに関しては継続課題となっており、全学的な要件を整備する必要がありました。そこで、今年度本部会で議論を行い、本学としてのカリキュラムツリーの必要要件を定め、具体的な作成手順も決定しました。カリキュラムマップに引き続き、カリキュラムツリーについても全学的な整備を進めていきます。

 学びの実態調査については、調査項目の見直しを行いました。本調査の設問は、毎年度調査する項目(定番項目)と、数年に一度の調査で回答傾向を把握する項目や臨時的に調査する項目(可変項目)で構成されていますが、可変項目に関し、今後どのような調査項目を設けるべきか、近年の高等教育の現場を取り巻く状況も踏まえ、議論を行いました。議論の結果を踏まえ、2023年度に実施した学びの実態調査の可変項目を一部変更しました。

 学修成果を可視化する機能の導入について、現在の大学教育に求められている、学習成果の可視化や学修者本位の教育を実現するための1つのツールとして、本学でも学修ポートフォリオのような学修成果を可視化する機能を整備するべきか、想定される活用方法も踏まえ、議論を行いました。

 生成AIについて、実際に生成AIを活用した事例や、活用した際に気づいた点や課題点を、互いに共有した上で、今後の高等教育において生成AIを活用することについて議論しました。

 その他に、「教育方法・教材開発費」について、今年度申請のあったB区分1件の審議を行いました。

部会記録

FD支援部会の記録は 教職員のページ(学習支援・教育開発センター各委員会・部会記録) を参照してください。
※本学専任教職員の方のみ閲覧可能です。
過年度の記録も掲載しています。
(リンク先が表示されない場合は、クリックした後更新ボタンを押してください)